昨日の活字

8月3日・4日分

『実験小説ぬ』浅暮三文(光文社文庫) ↑通勤のお供(読了)。えーと、それほど心に残るものはあまりなく(^^;)。唯一、以前『異形コレクション 蒐集家』で読んだ『【参】』が面白かったかなあ、と。タイトル通り、試み自体は面白かったです。いろいろな工…

8月2日分

『タイムスリップ森鴎外』鯨統一郎(講談社文庫) ↑通勤のお供(読了)。あ、ありえねーって(^^;)。いつもいつも脱力させてくれますね、鯨さん(笑)。いや、とても楽しませていただきました。着眼点は面白かったのよ、誰が○○を○○したか。私がもう少し文…

7月30日〜8月1日分

『ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件』北村薫(東京創元社) ↑ベッドのお供(読了)。あれだね。もっと読まなきゃ、クイーンを。もう、北村さんがどれだけクイーンが好きかを見せつけられた感じ。その域にまで達してないと、心の底からこの作品…

7月29日分

『ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件』北村薫(東京創元社) ↑ベッドのお供。あれからほとんど進んでません。近々読んでしまう予定なのですが。 『密閉教室』法月綸太郎(光文社文庫) ↑新通勤のお供。もうすぐ終わります。ここにきて、さらに…

7月22日〜28日分

『ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件』北村薫(東京創元社) ↑ベッドのお供。あれからほとんど進んでません。近々読んでしまう予定なのですが。 『赤の神紋 第9章』桑原水菜(コバルト文庫) ↑通勤のお供(読了)。なんでまたあんな終わり方を…

7月16日〜21日分

『聖アウスラ修道院の惨劇』二階堂黎人(講談社文庫) ↑通勤のお供(読了)。というか。アレはないっしょ、アレは(^^;)。なんというかね、謎解き自体は本格かもしれないけれども、ストーリーは本格ではない。雰囲気を出そうとしているのが、すべて裏目に…

7月15日分

『聖アウスラ修道院の惨劇』二階堂黎人(講談社文庫) ↑通勤のお供。二階堂黎人は、やっぱり文章ヘタなのかも(笑)。んとね、盛り上げ方がちょっとヘタ。終盤にさしかかってるんだけど、クライマックスという雰囲気ではない(笑)。しかもちょっとわざとら…

7月12〜14日分

『毒入りチョコレート事件』アントニイ・バークリー(創元推理文庫) ↑通勤のお供(読了)。あのままずーっと推理合戦が続いたらどうしようかと思ってたんですけど(笑)。回を重ねるごとに推理はだんだんと洗練され、面白い結論が続出。私が割り出した犯人…

7月11日分

『ラストホープ』浅暮三文(創元推理文庫) ↑通勤のお供(読了)。なんかあっけない終わり方で気が抜けた(笑)。結局、夢の話が浅暮さんらしさなんだと思う。『石の中の蜘蛛』に比べると全然読みやすかったですけどね。でも、なかなか先が見えず、期待させ…

7月8日分

『ラストホープ』浅暮三文(創元推理文庫) ↑通勤のお供。引き続き読んでます。クライムコメディーってことですが、イマイチはっちゃけていない気がする。キュートなのはマツおばあちゃんだけ。まだ、結末を見ていないので、最後にもしかしたらとんでもない…

7月6日・7日分

『御書物同心日記 虫姫』出久根達郎(講談社文庫) ↑通勤のお供(読了)。大きな事件など起こらない、日常の延長上にある、ちょっとした出来事を、うまく拾い上げて興味深いお話にしてくれます。また、紅葉山御文庫という丈太郎たちの勤め先も、本好きにとっ…

7月5日分

『御書物同心日記 虫姫』出久根達郎(講談社文庫) ↑通勤のお供。そろそろ終わります。連作短編という形で続いてきた3作目。江戸の“古本屋”のことがよく分かるだけでなく、それをからめた騒動のまた面白いこと。私はこのシリーズしか読んでませんが、別のシ…

7月2日〜4日分

『ゲームの名は誘拐』東野圭吾(光文社文庫) ↑通勤のお供(読了)。さすが東野さん、タダでは終わらない。うーんと捻ってありますね。「悪い人ばかりが出てくる小説を書いてみたかった」というようなことをおっしゃっていたそうで、確かに“良い人”は出てこ…

6月30日・7月1日分

『秘密の手紙箱 女性ミステリー作家傑作選3』山前譲編(光文社文庫) ↑通勤のお供(読了)。どろどろした物語にちょっと飽きてきたころ(笑)、本格作品が多く並んでて、嬉しかったです。といっても…仁木悦子と山村美紗くらいか(^^;)。それでも、一滴の…

6月29日分

『恐怖の化粧箱 女性ミステリー作家傑作選2』山前譲編(光文社文庫) ↑通勤のお供(読了)。だんだんと、ミステリーから遠ざかっているような気がしないでもないですが(笑)。サスペンスというか、心理的に追い詰める物語が多いです。それも、もしかしたら…

6月28日分

『恐怖の化粧箱 女性ミステリー作家傑作選2』山前譲編(講談社文庫) ↑通勤のお供。引き続き読んでます。どうしても好きになれない作品、というものがない。その代わり、“これだ!”という突出したものもまだない。広義のミステリーで、背筋がぞわぞわする作…

6月25〜27日分

『火の粉』雫井脩介(幻冬舎文庫) ↑通勤のお供(読了)。最後に救われて良かった〜。あのまま突っ走られるともう、どきどきしすぎて体がもたない(笑)。それにしても、ある意味とても“残酷”です。さまざまな問題を内包した作品なんだろうなと思います。 『…

6月24日分

『火の粉』雫井脩介(幻冬舎文庫) ↑通勤のお供。そろそろ終わります。もう、この手の“どきどき”は苦手なんです(^^;)。相手に日本語が通じないもどかしさ。信じて欲しいから誠心誠意つくしてきっちり説明するのに、まったく伝わらない辛さ。こういうのが…

6月23日分

『火の粉』雫下脩介(幻冬舎文庫) ↑通勤のお供。読んでます。もうね、なんとなく筋が分かっているので、どきどきするのですよ。このどきどきがあまり得意ではないので、早く読み終えてしまいたいのと、できればあまりこのどきどきを感じないで済ませたいの…

6月22日分

『霧越邸殺人事件』綾辻行人(新潮文庫) ↑通勤のお供(読了)。やっぱり普通には終わらなかったね。アレは一応、ミスリード、ということになるのかな。一貫して漂うあの“雰囲気”。語り手である「私」の心が見せる“景色”と相まって、最後に余韻を残します。…

6月21日分

『霧越邸殺人事件』綾辻行人(新潮文庫) ↑通勤のお供。読んでます。読みながら、ある1つの仮定を立ててみたのですが、途中で無残に散りました(笑)。まあでも、それに付随するような形でもう1つの説が生きてくるのですが、それにしては、あまりにもハッ…

6月18〜20日分

『僧正殺人事件』ヴァン・ダイン(創元推理文庫) ↑通勤のお供(読了)。睡魔と戦いつつ、がんばって読みました(笑)。読みにくいわけでもなく、分かりにくいわけでもないのに、なぜか読んでいると眠たくなる(笑)。お昼寝を何度か挟みながら衝撃的なラス…

6月17日分

「姑獲鳥の夏」京極夏彦(講談社文庫) ↑通勤のお供(読了)。再読だったので、一文一文を大切に読みました。おかげで、とても時間がかかってしまいました(笑)。やっぱりこの作品は、前半が勝負だね。あの京極堂の蘊蓄にどこまでついてこれるか(笑)。そ…

6月16日分

「姑獲鳥うぶめの夏」京極夏彦(講談社文庫) ↑通勤のお供。出た! 黒装束の拝み屋!(笑)。ようやくここまで辿り着きましたが、まだまだ事件がすっかり解決したわけではなく、決着はついたけど、解決編はこれからなのです。薄めの文庫1冊分くらい残ってる…

6月15日分

「姑獲鳥の夏」京極夏彦(講談社文庫) ↑通勤のお供。一生懸命読んでます(笑)。もうね、関口くんがもどかしい! なんであんたはこうなのよ(^^;)、と思いつつ、こういう人とずっと友達をやってきた京極堂や榎木津はエライなあ、なんて思いながら読んでま…

6月14日分

「姑獲鳥の夏」京極夏彦(講談社文庫) ↑通勤のお供。順調に読んでます。蘊蓄は面倒ですが、しっかり理解しておいた方が、後々がとてつもなく面白いのです(笑)。前フリが長いし難しいからやっかいで難解な作品だと思われがちなのですが、基本的にギャグで…

6月11日〜13日分

「半島を出よ(上)」村上龍(幻冬舎) ↑仕事のお供(読了)。一旦、腰を入れて読み始めると、止まらなくなります。誰が主人公、というわけではなく、その場その場の語り手が、その場その場で主人公。という感じでしょうか。小難しいけど面白い。そんな不思…

6月10日分

「半島を出よ(上)」村上龍(幻冬社) ↑仕事のお供。少しずつ進んでます。 「幽霊船が消えるまで 天才・龍之介がゆく!」柄刀一(祥伝社文庫) ↑通勤のお供。もうすぐ終わりそうです。光章はとても龍之介が好きなのではないでしょうか。一美さんに対する描…

6月9日分

「半島を出よ(上)」村上龍(幻冬舎) ↑仕事のお供。少しずつ進んでます。基本的に洋モノが苦手なのですが、カタカナの名前が馴染みにくい、ということを発見しました。発見したところでどうなるものでもないのですが(笑)。それでも、分かりづらいところ…

6月8日分

「半島を出よ(上)」村上龍(幻冬舎) ↑仕事のお供。えー。ほとんど進んでません(^^;)。や。昨日は時間がなくてぇ〜。 「幽霊船が消えるまで 天才・龍之介がゆく!」柄刀一(祥伝社文庫) ↑通勤のお供。引き続き読んでます。が、こちらもあまり進んでま…