6月25日〜10月4日分
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹(富士見ミステリー文庫)
↑休日のお供(読了)。
なかなか痛い終わり方で、満足(笑)。なるほど、桜庭さんってばこういうのを書くのね的な作品、という感じでしょうか。
『月の扉』石持浅海(光文社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
読んでる途中でそば屋に忘れてしまい、再度、買いなおして読んだ曰くつきの作品(笑)。展開が読めなくて、最後まで楽しみました。
『ハーメルンに哭く笛 探偵SUZAKUシリーズ2』藤木稟(徳間文庫)
↑通勤のお供(読了)
朱雀さんのシリーズ、随分間を空けてしまったので、どんな雰囲気だったか忘れてしまっていたのですが、前の雰囲気を引きずることなく、これはこれで、充分楽しめると思います。暗〜い世界観が好きです(笑)。
『Jの神話』乾くるみ(講談社文庫)
↑休日のお供(読了)。
なるほど、これが“ぶん投げ本”なわけですね(笑)。途中までは案外、いい雰囲気だったんですけどね。最後がいかん、最後が(笑)。
『心のなかの冷たい何か』若竹七海(創元推理文庫)
↑通勤のお供(読了)。
若竹さんぽく、毒満載で楽しみました(笑)。痛い、というよりは、やっぱり“毒”でしょう。若竹さんが好きな人には超おすすめ。
『ルパンの消息』横山秀夫(カッパノベルス)
↑通勤のお供(読了)。
会社の子が貸してくれました。ミステリなんだけど、どちらかというと、警察小説? 違うかなぁ。
『ブードゥー・チャイルド』歌野晶午(角川文庫)
↑通勤のお供(読了)。
これまた不幸の連続でかわいそうなんだけど、そういうのが案外好きなのです(笑)。
『うつくしい子ども』石田衣良(文春文庫)
↑通勤のお供(読了)。
石田さんは、子供を書かせてもうまいのね。諸刃の剣を持つ子供が丁寧に描かれていたんじゃないかと思います。ちょっと痛め。でも、最後は救われるので、いい感じです。
『悦びの流刑地』岩井志麻子(集英社文庫)
↑休日のお供(読了)。
いかにも志麻子ねーさんらしい作品ですね。最後の最後まで救われない(笑)。
『天使と悪魔(上・中・下)』ダン・ブラウン(角川文庫)
↑通勤のお供(読了)。
1日1冊ずつ、あっという間に読みました。止まれませんでしたね、相変わらず。展開が速いはスケールがデカイは、大変(笑)。読み終えて満足しました(^-^)。
『暗いところで待ち合わせ』乙一(幻冬舎文庫)
↑通勤のお供(読了)。
ミステリではないかもしれない。ない気がする。ありえないシチュエーション&雰囲気は、とっても乙一らしく、楽しめます。
『怪笑小説』『毒笑小説』東野圭吾(集英社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
いわゆる“ユーモア小説”。でも、ちょっと毒は多め、みたいな短篇集でした。『毒笑小説』は、京極との対談もついてます。
『ドミノ』恩田陸(角川文庫)
↑通勤のお供(読了)。
まるでドミノのように、いろんな要素が組み合わさって、キレイに倒れていきます(笑)。キレイに倒れたドミノは何を見せてくれるか。そこが恩田さんらしかったと思います。
『ナ・バ・テア』森博嗣(中公文庫)
↑通勤のお供(読了)。
『スカイ・クロラ』の続編。キルドレなのに、彼、いや彼女はあんなことに!(笑)。森博嗣の作品はほとんど四季につながってますが、これだけは独立したシリーズのようです。最後まで読んでみないと分かりませんけどね。
『猿来たりなば』エリザベス・フェラーズ(創元推理文庫)
↑通勤のお供(読了)。
『自殺の殺人』よりも、やはり先にこちらを読んでおいた方が、あのコンビのことがよく分かってよかったかも…。洋モノだけど、苦労せず楽しく読めました。
『トリック・ミュージアム ミステリー傑作選』日本推理作家協会編(講談社文庫)
↑休日のお供(読了)。
ミステリー傑作選とはいうけど、あんまりミステリ色は強くない気がする。既読の作品が多かったせいかな。
◆『動く家の殺人』歌野晶午(講談社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
初っ端から衝撃です(笑)。そのまま騙されるような私じゃないけど(笑)。でも、意外性的な面白さはありました。
『覆面作家の愛の歌』北村薫(角川文庫)
↑通勤のお供(読了)。
だんだんと“仲間”も増えてきて、いい感じに進んでいるのですが、この続編はないものでしょうか。私的には“ぬるい”けど、北村さん的には“痛い”事件も多かったです。
『天啓の殺意』中町信(創元推理文庫)
↑通勤のお供(読了)。
なかなか複雑で、それだけ面白く読みました。何かをしかけよう、という作者の意図がものすごーく伝わります(笑)。
赤い館の秘密ーワン:赤い館の秘密" style="border: thin outset #EEEEEE" />『赤い館の秘密』A・A・ミルン(創元推理文庫)
↑休日のお供(読了)。
面白かったことは面白かったけれども、あそこまで引っ張る必要はあったのか、という疑問は多少残る。でも、いろんな仕掛けがあって、楽しめました。
◆『マジックミラー』有栖川有栖(講談社文庫)
↑休日のお供(読了)。
再読ですが、すっかり内容を忘れていたので、とても楽しめました。学生アリスシリーズとは違った意味で、力の入った作品だと思う。そして、ちょっと切なかったりして(笑)。
◆『ぼくらの時代』栗本薫(講談社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
伊集院大介とは違って、なかなかに軽いタッチなので、すいすい読めます。
『ひまわりの祝祭』藤原伊織(講談社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
ハードボイルドだねぇ。『テロリストのパラソル』とは違った意味で、むちゃくちゃハードボイルド。なんか、たまりませんね。
『怪奇探偵小説名作選2 渡辺啓助集 地獄横丁』渡辺啓助(ちくま文庫)
↑通勤のお供(読了)。
ミステリではないし、そんなに怖くもなく、個人的にはなんとなく中途半端な感じ。暗い雰囲気は好きですけど。
『死体を買う男』歌野晶午(光文社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
作りは凝ってると思うんだけど、そんなに衝撃的な感じではなかった気がします。最後、意味が分からなかったし(笑)。
『西の魔女が死んだ』梨木香歩(新潮文庫)
↑通勤のお供(読了)。
ミステリでもなんでもないんですけど、児童文学かもしれないけれども、なんとなく、鼻の奥がジンと痛くなります。良いです。すごーく良いです。
◆『O・ヘンリー ミステリー傑作選』O・ヘンリー(河出文庫)
↑通勤のお供(読了)。
小さい頃からO・ヘンリーは好きでね。ミステリばかりを集めた作品なので、“感動”はあまりないですが、「20年後」があったのが良かった(^-^)。
『娼年』石田衣良(集英社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
これはなかなか奥が深いですよ。石田さんは若者の心をつかむのがうまいのですねー。
◆『女王蜂』横溝正史(角川文庫)
↑通勤のお供(読了)。
横溝はいつ読んでも面白い。結構厚いんだけど、冗長な感じはしないし。結末には驚かされます。
『さよなら妖精』米澤穂信(創元推理文庫)
↑休日のお供(読了)。
まさしく“青春”だねー。米澤さんだよねー。
◆『妊娠カレンダー』小川洋子(文春文庫)
↑休日のお供(読了)。
痛くて不思議な雰囲気を醸す、小川さんならではの作品。カバー裏に“透きとおった悪夢のような”とあるけど、まさにそんな感じです。
『親不孝通りディテクティブ』北森鴻(講談社文庫)
↑休日のお供(読了)。
連作短編ですが、1作だけ既読でした。この続き方が、とっても北森さんらしい! 最後の作品は、すごいぐっときましたね。
『Blue Rose』榎田尤利(i novel)
↑休日のお供(読了)。
榎田さんらしい、ちょっぴり痛めな作品。続編があるそうなので、いつか読みたい。
『なつこ、孤島に囚われ。』西澤保彦(祥伝社文庫)
↑休日のお供。
読み始めました。森奈津子になりきっている西澤さん(笑)。楽しみです。