昨日の活字
『なつこ、孤島に囚われ。』西澤保彦(祥伝社文庫) ↑通勤のお供(読了)。 まあ、“お遊び”ということで(笑)。でも、形は一応ミステリでしたね。『リンダリンダラバーソール』大槻ケンヂ(新潮文庫) ↑休日のお供(読了)。 バンドブームを振り返った、大…
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹(富士見ミステリー文庫) ↑休日のお供(読了)。 なかなか痛い終わり方で、満足(笑)。なるほど、桜庭さんってばこういうのを書くのね的な作品、という感じでしょうか。『月の扉』石持浅海(光文社文庫) ↑通勤の…
『被害者は誰?』貫井徳郎(講談社文庫) ↑通勤のお供(読了)。 帯に“超美形で超天才”ってあるんですけど、絵がないから確かめようがないじゃないですか(笑)。超美形でも、正確悪すぎー、吉祥院慶彦。最初から超美形っていわれてても、御手洗潔とか、桜井…
◆『からくり人形は五度笑う』司凍季(講談社文庫) ↑通勤のお供(読了)。 感想としては、まあ、普通(笑)。以前、「別に読まなくてもいいよ」みたいなことを言われたことがあったのですが、まあ、そんなところ(笑)。“仕掛け”としてはなかなか面白かった…
『北斎の罪』高橋克彦(講談社文庫) ↑通勤のお供(読了) 浮世絵のシリーズしか読んだことがなく、ホラーちっくなものは、なかなか楽しみました。SFも違和感なかったし。読める作品が増えた気がします。『黒い塔の恐怖 カー短編全集5』ディクスン・カー…
『緋友禅 旗師・冬狐堂』北森鴻(文春文庫) ↑通勤のお供(読了)。 闘うお姉さん(笑)。おとなしく自分の商売だけをしていればいいのに、性分なんだろうねえ(笑)。事件とか、陰謀とか、何かよくない香りを嗅ぐとすぐに首を突っ込みます、陶子さん(^^;…
『怪盗ルパン カーの復讐』二階堂黎人(講談社ミステリーランド) ↑おこたのお供(読了)。 ちょっとねぇ(笑)。わざわざルパンをもってくる必要があるかどうか。南洋一郎のルパン(笑)のイメージとちょっと違うってことが、どうしても気になるよね。しか…
『ピーター卿の事件簿』ドロシー・L・セイヤーズ(創元推理文庫) ↑通勤のお供(読了)。 ホームズのライバル、というのがよく分かりました。トリック重視の短編というのは、単純に楽しめます。時代が古ければ古いなりに、面白いものです。逆に、最近この手…
『安楽椅子探偵アーチー』松尾由美(創元推理文庫) ↑通勤のお供(読了)。 子供が主人公ということもあってか、なかなかソフトな感じではあるのですが、提示される謎はしっかり本格。ファンタスティックで、ほのぼのしてるけど、でも、ハードボイルドちっく…
『模倣の殺意』中町信(創元推理文庫) ↑通勤のお供(読了)。 意に反して、悶えることはありませんでした(笑)。“何か”ある、ということは分かっていたので、用心しながら読んだのですが、やっぱり途中までは騙されるもんです。それがまた楽しい(^-^)。…
『模倣の殺意』中町信(創元推理文庫) ↑通勤のお供。 読み始めました。たぶん、中町信は初めてです。なんだか悶えそうな予感(笑)。
『ブラウン神父の童心』G・K・チェスタトン(創元推理文庫) ↑通勤のお供(読了)。 のっけからすんごい展開になるんですけど、その勢いのまま、ストーリーが進んでいきます。連作短編なので、状況もいろいろと変化していくわけなのです。言い回しが古かっ…
『電子の星』石田衣良(文春文庫) ↑通勤のお供(読了)。 進歩したのか、後退したのか。そんな風に捉えるのではなく、単に“月日が経った”と思うのがいいのかな。いい感じに“成長”しているというか、“変化”しているというか。今まで内に向かっていたエネルギ…
『電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫)』石田衣良(文春文庫) ↑通勤のお供。 そろそろ3話が終わるところ。昨日は2話目を電車の中で読んでいたのですが、思わず泣きそうになりました。だってマコト、甘いんだもん(笑)。3話目でキングにも言…
『電子の星 池袋ウエストゲートパーク4』石田衣良(文春文庫) ↑通勤のお供。 引き続き読んでます。今回のマコトはちょっと甘いね。これまでの甘さはどちらかというと、“青春”っぽい甘さ。でも今回は、詰めが甘い。まあ、最終的にいいカタチで事件は解決し…
『モーツァルトは子守唄を歌わない』森雅裕(講談社文庫) ↑通勤のお供(読了)。 予想通りというか何というか、あれからものすごい展開になりました(笑)。舞台は中世ヨーロッパ(というほど古くもないのかな)なのですが、全然古くない。堅苦しくもないし…
『シャーロック・ホームズの功績』アドリアン・コナン・ドイル、ジョン・ディクスン・カー(ハヤカワ・ポケットミステリ) ↑通勤のお供(読了)。 最後には、コナン・ドイルの作品を読んでいるような錯覚さえ憶えました(が、ホンモノではない、ということは…
『シャーロック・ホームズの功績』アドリアン・コナン・ドイル、ジョン・ディクスン・カー(ハヤカワ・ポケットミステリ) ↑通勤のお供。 読んでます。それほど厚くはないはずなんですが、やっぱり2段組だと結構ボリュームはあるのかも。仮名遣いにも言い回…
『シャーロック・ホームズの思い出』コナン・ドイル(新潮文庫) ↑通勤のお供(読了)。 タイトルだけ知っている有名な“事件”の数々。“思い出”だけに、最初の事件だったり、はっきり探偵を志そうと決めたきっかけとなった事件とか、そういったものと一緒に、…
『ifの迷宮』柄刀一(光文社文庫) ↑通勤のお供(読了)。 柄刀さんらしい作品、しかも“力作”(^-^)。宮部みゆきの解説がまた良いですね。言いたいことを全部言ってくれているし。うんうん。今回、遺伝子に関してちょっと進んだ近未来の話。悲しくて切ない…
『新耳袋 第二夜』木原浩勝・中山市朗(角川文庫) ↑通勤のお供(読了)。 もうちょっとで読み終わるから、と、真夜中、ちょうど丑三つ時に読んでいたりすると、ちょっとした怪異現象に出会ったりして乙です(何)。読み終わってしまうと怖くもなんともない…
『新耳袋 第一夜』木原浩勝・中山市朗(角川文庫) ↑通勤のお供(読了)。 怖い話、嫌いじゃないんです。どちらかというと、好きなくらい。全然怖くないし、何も感じないタチなのです。そのはずなのです。なのに(^^;)。家で読んでいる分にはまったく平気…
『刺繍する少女』小川洋子(角川文庫) ↑通勤のお供(読了)。 どれも、独特の“あやしい”雰囲気漂う作品ではありましたが、それほど残酷さは感じませんでした。それは私がもう鈍感になっているからなのかもしれませんね(^^;)。普段、刺激の強いものばかり…
『亜智一郎の恐慌』泡坂妻夫(創元推理文庫) ↑通勤のお供(読了)。 時代モノということで、これまでの愛一郎のシリーズは趣を異にした、楽しい作品でした。でもやっぱり、智一郎さんも白目を剥くのね(笑)。江戸という時代はなかなか面白いようです。ミス…
『鏡の中は日曜日』殊能将之(講談社文庫) ↑通勤のお供(読了)。 もう、ことごとく、すっかり、何もかも裏切られました(褒めてます)。いやー、面白かった! 最初はまったく分からなくて、徐々になんとなーく様子が分かってくるんだけど、予想すると気持…
『毛糸よさらば』ジル・チャーチル(創元推理文庫) ↑通勤のお供(読了)。 相も変わらず、終始ドタバタやってましたが(笑)、にもかかわらず、感動できるシーンあり、そして、謎解きはいたって本格。ジェーンの性格そのままに、ドタバタと一気に読んでしま…
『我らが隣人の犯罪』宮部みゆき(文春文庫) ↑通勤のお供(読了)。 宮部、初期の短編集ということで、それぞれ、ちょっと物足りない気がするのです。どれも優しくって(笑)、悪意をあまり感じない。ただ、「サボテンの花」だけは悪意がなくていい作品なの…
『死者は黄泉が得る』西澤保彦(講談社文庫) ↑通勤のお供(読了)。 なかなか面白い展開でした。「死後」と「生前」の章からなり、いろいろと思わせてくれるのですが、必ず裏切られます(笑)。途中でいろいろと見えてくると、とても面白くなってくるから不…
『死者は黄泉が得る』西澤保彦(講談社文庫) ↑通勤のお供。 読んでます。“何か”があることは分かってるんですよ。それを探りながら読んでいる、といったところ。諸事情により(世界陸上なんだけど)少しペースが落ちてます。ゆっくり楽しみたいと思います。
『川の深さは』福井晴敏(講談社文庫) ↑通勤のお供(読了)。 福井さんの作品には、すごく惹かれる。何に惹かれるのかというと、たぶん、一途に思う気持ちと、その自分の気持ちに正直に生きること。自分の信じたことを最後まで貫き通す姿勢とでもいいましょ…