2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1月28日分

「孔雀狂想曲 (集英社文庫)」←通勤のお供(読了)。 越名さんの突拍子もない発想が、そのまま推理へとつながる、というのは、やはり骨董の世界には魔物が棲んでいるから…なのでしょうか(あまりにも突拍子なさすぎるんだもん(笑))。でも、発想は突拍子も…

「古書店アゼリアの死体」

週末はそんなことがあったので(笑)、本を読む時間がなかったのですが、少しだけ。 若竹さんの長編です。でも…、若竹さんは短編の方がいいなあ(笑)。 「ヴィラ・マグノリアの殺人 (光文社文庫)」に続く架空の都市・葉崎市のお話。登場人物が少しだけクロ…

このクソ坊主。

週末に法事がありました。お寺で法要を執り行ってお墓参り。その後食事をして解散、という流れ。ま、地域や宗派によっていろいろあるものですが、法事に限っては祖父母以外のには出たことがなかったので、こんなに違うものかと驚きました。 まず、お寺の法要…

1月26日・27日分

「透明な貴婦人の謎―本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫) 本格短編ベスト・セレクション」本格ミステリ作家クラブ編(講談社文庫)←通勤のお供(読了)。 ちと評論は苦手なので、飛ばしましたが。全体的に、とても楽しめました。ただ、松尾由美がちょ…

「孔雀狂想曲 (集英社文庫)」

久しぶりの北森さんでした。短編の連作。しかも扱うのが、骨董品! まるで陶子さんのようじゃないですか。でも、本作の主人公は骨董商「雅蘭堂」の店主・越名集治、推定30代(どっかに記述があったかなあ)。とてもとても目が細いのだそうです。波田陽区並み…

どうか、猫丸先輩が狐になりませんように。

ぶんか社というところから出ていた月刊の漫画雑誌に「ホラーM」というのがありまして、何年か読み続けていたことがありました。学生時代から社会人になっても(笑)。その中にはいろんな漫画家さんがいまして、現在ではBLで活躍されてらっしゃる方もいた…

1月25日分

「透明な貴婦人の謎―本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫) 本格短編ベスト・セレクション」本格ミステリ作家クラブ編(講談社文庫)←通勤のお供。 読んでます。アンソロジーのいいところは、普段あまり読まない作家さんの作品に触れることができる、と…

1月25日分

「原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)」篠田真由美 「クリスマス12のミステリー (新潮文庫)」アシモフ他編 「震える岩 霊験お初捕物控 (講談社文庫)」宮部みゆき 「探偵の夏あるいは悪魔の子守唄 (創元推理文庫)」岩崎正吾 「ifの迷宮 (光文社…

1月22日分

「シンデレラの罠 (創元推理文庫 142-1)」セバスチアン・ジャブリゾ 「片翼で飛ぶ鳥 -神話の子供たち- (講談社X文庫―ホワイトハート)」榎田尤利益 「本棚探偵の冒険 (双葉文庫)」喜国雅彦 「赤の神紋 第10章 ―Double Tempest (コバルト文庫)」桑原水菜 「未…

柄刀さんにぞっこん。

BOOK OFFへ行ってきました。とても小さな店舗なのですが、約1時間、じっくり吟味してきました。結構、気合いを入れて行ったにしては、収穫はイマイチ。柄刀さんを2冊ゲットしたことぐらいでしょうか。 BOOK OFFではだいたい、まず文庫の105円棚から取りか…

1月21日〜23日分

「松本清張傑作短篇コレクション(下)」宮部みゆき責任編集(光文社文庫)←通勤のお供(読了)。 松本清張初体験だったわけですが、とても堪能しました。淡々とした語り口が、ときには硬質に感じたりもしましたが、一つ言えることは、どれも結末があっさり…

殺人事件が多すぎる。

いつも朝はワイドショーを見てながら準備をするのですが、ここんとこ毎日、殺人事件が報道されているのですね。しかも、毎回事件が違う(日本語が変ですが)。主婦が殺された、若いOLが殺された、学生が殺された、放火だ自殺だなんだかんだ。 いったいどう…

1月20日分

「松本清張傑作短篇コレクション(下)」宮部みゆき責任編集(文春文庫)←通勤のお供。 相変わらず読んでます。上巻に続き、こちらにもノンフィクションがあるのですね。今回のお題は「帝銀事件」。これがまた面白かったりするのです。“歴史的”なできごとで…

「富豪刑事」ISBN:4101171165

ドラマを見る前に読んでおきたいと思っていたのに、ドラマが始まってしまいました。といいつつ、まだ見られてないんですけどね。 先にドラマを見てもいいと思ったんです。でも、やっぱり主人公が男から女に変わっている、というだけで、なんか幻滅(笑)。い…

「アリア系銀河鉄道」ISBN:4334736610

最近、柄刀さんづいてます。というか、今月購入した22冊の本のうち、4冊が柄刀さん。そのうちの1冊がこれです。 以前、何かのアンソロジーでこのシリーズの中の1話を読んだような気がします。主人公は紅茶好きの博士。そのときは、その博士がちょっとした…

「超麺通団2」ISBN:4901908065

うどんのことはそれほど触れてませんでしたが、“団長の事件簿”ということで、田尾さんの半生が描かれてますね。半生というか、現在の田尾さんの基本というか、元。やっぱり「笑いの文化人講座」でしたか。 田尾さんが仕掛けたもろもろのイベントや企画には、…

久しぶりの出社拒否(笑)。

高校生の頃、学校に行きたくないなと思っている朝は、必ず熱が出たものです(笑)。おかげで、出席日数ぎりぎりでした。 地元の会社に行っていた頃も、よく「行きたくな〜い」と言ってました。実際、体はそれほど丈夫ではないので、履歴書の健康の欄にも必ず…

1月19日分

「松本清張傑作短篇コレクション(下)」宮部みゆき責任編集(文春文庫)←通勤のお供。 ちょど中ごろでしょうか。ミステリーなんだけど、途中の蘊蓄というか余計な情報の羅列がうっとおしい(笑)。いや、余計な情報なわけはないんだけれども。やっぱり文章…

ま、そんな日もあるわな。

風邪気味だということもあるのでしょうが、ここんとこ毎朝、会社に行くのがとてもおっくうです。行ってしまえば何とかなるもんなんですけど。でも、最近は、行ってからも帰りたくてしょうがない(笑)。 そんな殺人的に忙しいわけではないのに、なんだかダラ…

1月18日分

「松本清張傑作短篇コレクション(中)」宮部みゆき責任編集(文春文庫)←通勤のお供(読了)。 「空白の意匠」、他人事ではありません。あんなに胃に悪い作品は初めてだ!(笑)。時系列で分類しているわけではないのでしょうが、この辺りだと、堅苦しい文…

松本清張傑作短篇コレクション

現在、下巻を読んでます。これだけで松本清張について語るにはまったく知識が足りてないってことはよく分かってるんですが、でも、だからこそ分かることってのもあるわけで。うん。 まだ残り2作ほどありますが、いちばん面白かったのは「空白の意匠」。これ…

面白いモノは面白い。

面白くないモノは面白くないっちゅーことやね。

1月15日・16日分

「ジャカルタ炎上」松村美香(文芸社)←仕事のお供(読了)。 思った以上に満喫でしました。恋愛小説とは思えなかったからでしょうか(笑)。「松本清張傑作短篇コレクション(上)」宮部みゆき責任編集(文春文庫)←通勤のお供(読了) 読みにくい、と思っ…

うどん屋さんにて。

ランチタイム、思わず1人になったとき、私は迷わずセルフの讃岐うどん屋さんへ行きます。基本的にうどんが毎日続こうが、朝昼晩続けてうどんであろうが、そんなことはおかまいなし。というか、むしろ歓迎してしまう元香川県民ですから。幸い、会社の近くに…

1月14日分

「ジャカルタ炎上」松村美香(文芸社)←仕事のお供(再開予定)。 やっと時間が取れるので、週末には読みましょう。「松本清張傑作短篇コレクション(上)」宮部みゆき責任編集(文春文庫)←通勤のお供。 読んでます。思った以上にサクサク進みます。そして…

「ジャカルタ炎上」

思ったよりも楽しめました。それはきっと、恋愛だけのお話ではなかったから、でしょうかね。 物語の舞台となったのは、1998年のジャカルタ。クーデターが起きたかの地に、少なからず懐かしさを憶えているのは、きっと錯覚でしょう(笑)。いや、当時、父親が…

どう考えたってシュワちゃんでしょう。

「ER 緊急救命室」。現在、NHK地上波で第8シリーズを放送中ですが、ビデオで遡って見ています。週末に集中して5本(10話)とか見てるんですけど(笑)、こちらの方は第4シリーズを見終わりました。私ってば、第3シリーズの途中から見てるんですよね。ス…

1月13日分

「オペラ座の怪人」ガストン・ルルー(創元推理文庫)←通勤のお供(読了)。 私には、とても難しいお話でした。あまりにも何もかもが自分とかけ離れ過ぎていて、どこにどう感動したらいいのか分からない(笑)。でも、ものすごい力で物語に引き込まれるので…

「松本清張傑作短篇コレクション(上)」

順調に進んでいます。最初の「或る「小倉日記」伝」がちょっと硬質な感じがしただけで、でもそれも、最後の数行が鳥肌モノでした。それから後はもうサクサクと進んでます(^-^)。 松本清張=社会派、という印象が強いので、なおさら文章が硬質に思えるのか…

ごあいさつ。

gooのHPで日記が書けなくなってしまったので*1、はてなで日記を始めました。いろいろ機能も使えてとても便利そうなのですが、使いこなすには、かなり時間が必要かと(^^;)。習うより慣れるタイプなので(言い訳)。これまでの日記は1月中はそのままにして…