1月28日分

 越名さんの突拍子もない発想が、そのまま推理へとつながる、というのは、やはり骨董の世界には魔物が棲んでいるから…なのでしょうか(あまりにも突拍子なさすぎるんだもん(笑))。でも、発想は突拍子もなくても、謎解きはとても論理的。きっちり本格だと思います。陶子さんとクロスオーバーしているらしいので、早くそっちも読みたいなあ(文庫待ちなのです)。

 読み始めました。表紙のイラスト、きっと古書店の店主だと思うのですが、このイラストといい、作中の描写といい、とある作品のとある人を思い出すのですがねえ。若竹さんの作品ではなく。とあるデパートの屋上のうどんやのばばぁですが(笑)。ようやく紅子さんが出てきたところ。おや。Vシリーズの紅子さんと同じ名前だ(笑)。