1月19日分

松本清張傑作短篇コレクション(下)」宮部みゆき責任編集(文春文庫)←通勤のお供。
 ちょど中ごろでしょうか。ミステリーなんだけど、途中の蘊蓄というか余計な情報の羅列がうっとおしい(笑)。いや、余計な情報なわけはないんだけれども。やっぱり文章が硬いのが理由なのかなあ。同じ作品の中でも、じんわりと心に広がってくる部分と、目で文字を一生懸命追うんだけど、まったく頭に入ってこない部分との差が激しすぎる。ノンフィクションは仕方ないにしても、なんだか不思議な作家さんだなあ。