6月11日〜13日分

オンライン書店ビーケーワン:半島を出よ 上

↑仕事のお供(読了)。一旦、腰を入れて読み始めると、止まらなくなります。誰が主人公、というわけではなく、その場その場の語り手が、その場その場で主人公。という感じでしょうか。小難しいけど面白い。そんな不思議な魅力をたたえてます。

↑通勤のお供(読了)。龍之介のシリーズは、短編がいいような気がしますね、切れ味がいいから。1話に1つのトリックっていうのも、じっくり味わえてなかなかおいしい気がします。しかも、連作だから、全部続けて読むと長編としても楽しめるってのが、ますますいい感じ(^-^)。まだ続きそうなので、シリーズとしての先がとても楽しみです。龍之介はどう化けるのか(笑)。

オンライン書店ビーケーワン:半島を出よ 下

↑仕事のお供(読了)。帯に“奇蹟”という風にありましたが、あれは奇蹟などではなく、必然だったように思います。“聖戦”ともありましたが、やっぱり聖戦なんかじゃなく、とても泥臭い、青臭い戦いだったんじゃないかと思います。その証拠が、彼の爪のアレ(笑)。ものすごく素直な気持ちが現れていると思いませんか。笑いましたよ、私は。

オンライン書店ビーケーワン:姑獲鳥(うぶめ)の夏

↑新通勤のお供。読み始めました。再読です。関口くん、最初は饒舌なんですね。それが、どんな風に転んでいくのか楽しみ(くすくす)。もう出ましたよ、決め台詞が(笑)。京極堂も思った以上によくしゃべってたんだなあ。しかも、いぢめの構図が見えているので、面白いこと、面白いこと(笑)。これから関口くんが榎木津のもとへ行くところなのです。うふ。楽しみなのです。