2005-07-21 7月15日分 昨日の活字 『聖アウスラ修道院の惨劇』二階堂黎人(講談社文庫) ↑通勤のお供。二階堂黎人は、やっぱり文章ヘタなのかも(笑)。んとね、盛り上げ方がちょっとヘタ。終盤にさしかかってるんだけど、クライマックスという雰囲気ではない(笑)。しかもちょっとわざとらしさが目について、全部が嘘っぽく見える。真剣味に欠けるんだな。でも、もしかしたら、もうちょっと進んだところに本当のクライマックスが待っているかもしれないので、期待しましょう。ストーリーは嫌いではないし、文章だって、そんなに嫌いじゃないですけどね。ただ、雰囲気を表現するのがちょっとヘタなのかもなあ、と。