6月22日分

オンライン書店ビーケーワン:霧越邸殺人事件

↑通勤のお供(読了)。やっぱり普通には終わらなかったね。アレは一応、ミスリード、ということになるのかな。一貫して漂うあの“雰囲気”。語り手である「私」の心が見せる“景色”と相まって、最後に余韻を残します。でも、“あの人”を語り手にすると、ミステリーではなくなるかもしれないけれども、ちょっと違った面白い作品になりそうな気がします。もう1人のあの人でもいいんだけど。最初に見た“中村青司”という文字が、ちょっとした先入観になっていたということはあるかもしれない…。でも、それを見なかったとしても、やっぱり想像しただろうな。だから、中村青司や島田潔が出てこないだけで、結局“館シリーズ”の番外編だったのかもしれません(多分、解説で笠井潔はそれを否定しているのだけれども)。

オンライン書店ビーケーワン:火の粉

↑新通勤のお供。読み始めました。ミステリーというよりは、サスペンス性を楽しむ作品のような感じです。これからずっとハラハラどきどきしっぱなしだと考えると、もうすでにどきどきしてます(笑)。