7月2日〜4日分
↑通勤のお供(読了)。さすが東野さん、タダでは終わらない。うーんと捻ってありますね。「悪い人ばかりが出てくる小説を書いてみたかった」というようなことをおっしゃっていたそうで、確かに“良い人”は出てこなかったですが、みんながみんな、真の悪人かというと、そうでもない気がしますが。どうやら映画は少しストーリーが違うようですが、主人公・佐久間を演じた藤木直人の解説は、なんだか微笑ましくて楽しかったです(^-^)。
↑ベッドのお供(読了)。本格ミステリ大賞受賞作で、先日映画も公開された話題作。ただ、2冊に分ける必要がどこにあったのかが不明(笑)。これなら、ノベルス版を買っても良かったな。まあ、“面白おかしい”あとがきがおまけについていたので、よしとしますが。内容は、さすが受賞作、といったところ。短編なのだけれども、鋭くて、驚かされます。
↑ベッドのお供(読了)。上巻を読んだ後なので、「その手は食うか」と思って読むのですが、結局は作者の思うつぼにハマってしまい、悔しいながらも楽しい思いをします(笑)。作者はライトノベルのつもりで書いたということですが、本格好きが読んでも充分満足できるのではないかと思います。話の進め方がうまいし、ミスリードの仕方も絶妙(笑)。ちょっとどきどきして、もういろんなところで驚きます。
- 『御書物同心日記 虫姫』出久根達郎(講談社文庫)
↑新通勤のお供。読み始めました。時代モノということで、テンポがちょっと違ってて、それに合わせられるまで、少しとまどいましたが、もう大丈夫(笑)。前作から少し間が開いたので、忘れてしまっているところもあるのですが、それもちゃんとフォローしてくれてあるので、思い出しながら読んでます。