昨日の活字
「七つの危険な真実」赤川次郎ほか(新潮文庫) ↑通勤のお供(読了)。連城三紀彦の作品は、どうしてこうも鳥肌が立つんでしょうか(^^;)。手紙なのに。1年前に刑事を辞めて故郷に帰り、家の事業を手伝っているはずの青年から、当時コンビを組んでいた先…
「夜のピクニック」恩田陸(新潮社) ↑仕事のお供(読了)。ノスタルジーの神様。とかいわれてますが、もちろんそういう要素もあるのかもしれませんが、彼女の魅力はそれだけではないですよねえ。確かに、高校最後の一大行事を舞台に繰り広げられる、青春物…
「メドゥサ、鏡をごらん」井上夢人(講談社文庫) ↑通勤のお供(読了)。最後に“スカッ”とキレイに決まって終わったわけではないですが、とても井上さんらしい終わり方で、途中から含み笑いをしながら読んでしまいました(笑)。解説の池波志乃ではないです…
「M列車(ミステリー・トレイン)で行こう 日本ベストミステリー選集32」日本推理作家協会編(光文社文庫) ↑ベッドのお供(読了)。新しい本が届きましたので、再開。しかーし。残しておいた最後の1作は、以前読んだものでした(^^;)。こういうときって…
「おれは非情勤」東野圭吾(集英社文庫)←通勤のお供(読了)。 あ。ハードボイルドだったのね(^^;)。主人公の名前がないのはハードボイルドだからなのね。ふーん。でも、謎解きは本格だったと思います。なにより、「小学5年生」「小学6年生」に掲載さ…
「おれは非情勤」東野圭吾(集英社文庫)←新通勤のお供。 引き続き読んでます。毎回、舞台は違う学校。非常勤ってそんなに頻繁に変わるもんなんでしたっけ。まあ、小説の中の設定なので、どうでもいいんですけど(笑)。ちょっとしたことなら分かるんですけ…
「スローグッドバイ」石田衣良(集英社文庫)←通勤のお供(読了)。 癖なのな何なのか、読んでいると必ずといっていいほど、私はバッドエンドを予測しますね、しかも無意識に(笑)。けれど、どれも裏切られてハッピーエンドで終わるわけです。これで幸せに…
「スローグッドバイ」石田衣良(集英社文庫)←通勤のお供。 引き続き読んでます。案外早く読み終わりそう。思った以上にいい感じなのは、きっと全部ハッピーエンドだからかもしれません。昔は、バッドエンドの方を好んでいたのかもしれませんが、今は純粋に…
「阿修羅ガール」舞城王太郎(新潮文庫)←通勤のお供(読了)。 何が阿修羅なのか、どう阿修羅なのか。その辺、とても面白く読みました。考えるに、この辺りから、舞城さんのスタンスがちょっと変わってきているのではなかろうか、と。「山ん中の獅見朋成雄…
「倒錯の帰結」折原一(講談社文庫)←通勤のお供(読了)。 なるほど、こういう風に終わるのか(にんまり)。これまでのような驚愕はなかったかもしれませんが(すっかり慣れてしまったのかもしれませんね(笑))面白い終わり方です。何より、山本安男氏に…
「黒後家蜘蛛の会 2」アイザック・アシモフ(創元推理文庫)←通勤のお供(読了)。 このシリーズは5巻まで出てますが、何せ次から次へとアイデアがわき出てくるという、アシモフに感服でしょう。すっかり定着したキャラクターに、物語の流れも決まっている…
「黒後家蜘蛛の会 2」アイザック・アシモフ(創元推理文庫)←通勤のお供。 いい加減終わりますってばぁ(>_
「黒後家蜘蛛の会 2」アイザック・アシモフ(創元推理文庫)←通勤のお供。 まだ読んでます(^^;)。ヘンリーの着眼点ってさすがだよね。作者が意図してミスリードしているんだろうけれども、それにしたって、それも皆目見当がつかないなんて…。それだけに…
「おしりのしっぽ 旅する私のふしぎな生活」竹内海南江(集英社be文庫)←ベッドのお供(読了)。 仕事の関係上読むことになったのですが、以前から出ていたのは知っていて、読もうかな、どうしようかな、と迷ったことのある1冊。基本的に好きな作家以外のエ…
「未確認家族」戸梶圭太(新潮文庫)←通勤のお供(読了)。 最後に泣いてしまった自分にびっくり(笑)。いや。あまりにも戸梶らしくない終わり方だったので。いや。最初っからずーっと戸梶節だったので、よもやこんな風に終わろうとは思いもしなかったので…
「あいにくの雨で (講談社文庫)」麻耶雄嵩(講談社文庫)←通勤のお供(読了)。 麻耶さんらしい終わり方でした。救いようがない(笑)。その辺を含めて、麻耶さんの世界に対する知識を深めてくれる千街さんによる解説がとても分かりやすくて良かったです。私…
「あいにくの雨で」麻耶雄嵩(講談社文庫)←通勤のお供。 終盤に近づいて、やっと勢いが出てきました。だいたい予想していた通りなのですが、まだ“核心”に何かが潜んでいそうです。そういうところが麻耶さんらしくて好きなのです(^-^)。
「あいにくの雨で」麻耶雄嵩(講談社文庫)←通勤のお供。 読んでます。なんだか、“青春学園ミステリー”の様相を呈しはじめましたが、こんな感じなんでしょうか(笑)。でも、なんだか読みにくい気がするのは、やっぱり気のせい? 「夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)…
「ウロボロスの偽書 下 講談社文庫 た 27-3」竹本健治(講談社文庫)←通勤のお供(読了)。 いやー、堪能しました(^-^)。事件や謎はなんら解決しないのですが(笑)、この作品の世界を思う存分楽しんだ!って感じです。これは解説まで含めて1つの作品なん…
「零時の犯罪予報 ミステリー傑作選(46) (講談社文庫) ミステリー傑作選46」日本推理作家協会編(講談社文庫)←連休のお供(読了)。 文庫落ちまで待っているので、少しタイムラグがあるのですが、やっぱり日本のミステリの最先端の作品だなあ、と思いますね…
「剣が謎を斬る 時代ミステリー傑作選」ミステリー文学資料館編(光文社文庫)←通勤のお供(読了)。 捕物帖ではないミステリー、ということで、時代モノを堪能しました(^-^)。厳密にいうと、ミステリーではない作品もいくつかありましたが、なんとなくそ…
「そして夜は甦る」原りょう(ハヤカワ文庫)←通勤のお供(読了)。 いやー、面白かった(^-^)。徐々に“真実”に辿り着いているらしきことは分かるのですが、新たな事実が判明するたびに、状況は二転三転するのです。かといって、どきどきハラハラというよう…
「そして夜は甦る」原りょう(ハヤカワ文庫)←通勤のお供。 引き続き読んでます。本日中には終わる予定。レイモンド・チャンドラーに捧げた作品だそうですが、本家よりも私的には面白いかも(笑)。とはいっても、「長いお別れ」しか読んでないけど(笑)。…
「そして夜は甦る」原りょう(ハヤカワ文庫)←通勤のお供。 読んでます。最初はわけの分からない、というか先の見えない事件のような感じでしたが、だんだんと先に“何か”があるのが分かってくると、今度はそれがとてつもなく大きなことなんじゃないかという…
「隻腕のサスラ 神話の子供たち」榎田尤利(講談社X文庫)←通勤のお供(読了)。 “知らない”“記憶がない”ということがこんなにも辛いことだと、本人が知らないところがいちばん辛いね。それでも、サラは決断しました。そう。ここから物語は始まるのですね。…
「隻腕のサスラ 神話の子供たち」榎田尤利(講談社X文庫)←通勤のお供。 引き続き読んでます。ようやく“フェンリル”登場(^-^)。今、まさにその瞬間で止まってます。なんというか、じっくり落ち着いた読みたいくせに、早く先を知りたくって、自然読み飛ば…
「Alone together」本多孝好(双葉文庫)←通勤のお供(読了)。 ものすごく心に残る作品でした。普段はできるだけ見ないようにしている自分のホンネ、それをちらっとだけ意識しました。まあでも、私はあまりにも楽観的に生きてきたので(笑)、…
「銅の魚」仁木悦子(角川文庫)←通勤のお供(読了)。 仁木さんの作品世界を心ゆくまで堪能しました(^-^)。優しさ溢れる解説がまたいいですね。作品にはまったく関係ないですが、ミステリー好きの夫婦のケンカで「お前の読んでいる作品の犯人をバラしてや…
「銅の魚 (角川文庫 (5643))」仁木悦子(角川文庫)←読んでます。最後の1編です。 むちゃくちゃいいですねえ、子供たちが(^-^)。しかも“男の子”の方がいいかも。だって、カッコつけてるんだもん(笑)。いいところを見せようとがんばってるんだもんなあ、…
「シャーロック・ホームズの事件簿 (新潮文庫)」コナン・ドイル(新潮文庫)←通勤のお供(読了)。 少し読みづらかったなあ。語り手がワトソンではなくホームズ自身だったりするところは面白かったですけどね。でも、引退間近の事件だったり、引退後の事件だ…