4月28日分

 いやー、面白かった(^-^)。徐々に“真実”に辿り着いているらしきことは分かるのですが、新たな事実が判明するたびに、状況は二転三転するのです。かといって、どきどきハラハラというような感じではなく、読者は冷静な沢崎の視線を通して、ずっと傍観者でいられる。主人公に感情移入できない作品ではないのだけれども、感情移入したはずの主人公に感情が乏しいんだなあ(笑)。なので、終わり方がなんとも大人しいのですよ。こういう終わり方がでも、ハードボイルドらしいなとも思いました。ほかにも沢崎さんの登場する作品がいくつかあるようなので、読みたいと思います。

 読み始めました。初っぱなからですが「バカミスか!?」という展開に、ちょっと拍子抜けしてしまいました(^^;)。