9月14日〜20日分

↑通勤のお供(読了)。
 タイトルだけ知っている有名な“事件”の数々。“思い出”だけに、最初の事件だったり、はっきり探偵を志そうと決めたきっかけとなった事件とか、そういったものと一緒に、「最後の事件」も収められているのです。私はまだ見てないのですが、グレナダ(でしたっけ)のDVDで、例のシーンが涙をそそるとか。見てみたい。実際、“事件”というほどのことではなく、モリアーティ教授に関して、単に“凄い”と称されているだけで、でも、それでも世紀の対決になるわけですよ。うーん、感慨深い。これぞホームズ、という1冊でした。

オンライン書店ビーケーワン:日本推理作家協会賞受賞作全集 55北斎殺人事件高橋克彦講談社文庫)
↑通勤のお供(読了)。
 書影は双葉文庫日本推理作家協会賞受賞作全集55です。講談社文庫のものは、もっと浮世絵ちっく。前作『写楽殺人事件』の数年後、という設定。津田くんがまた災難に見舞われます(笑)。そういう不幸な偶然はおいといて(笑)。この浮世絵シリーズの魅力は、なんといっても、史実にまた新しい“光”を差し込むような(表現がおかしいですが)大胆な解釈。それが大胆なだけでなく、充分納得できる説であるからまたすごい。歴史ロマンとでもいいましょうか。私のあまり得意ではない時代の話なのですが、ちゃんと順序立てて分かりやすく説明してくれれば、これほど面白いことはない! さらに、平行して起こる現代の事件もまた面白い。…ちょっと津田くんが甘いな、とい気はしないでもないが(笑)。

↑新通勤のお供。
 初めてポケミスを手にしたかも。これがポケミスなのね、とかちょっと感動したりして(笑)。つい先日『シャーロック・ホームズの思い出』を読んだばかりなので、タイミングがいいというか悪いというか(笑)。あまり評判のよくない作品ではあるのですが、仮名遣いにちょっと戸惑ったりはしたものの、慣れてしまえばこっちのもん。本歌とはちょっと雰囲気が違うけれども、充分楽しめる内容です(^-^)。