誰彼の意味を知る。

 日本語って、ホント面白いよね。面白いし、奥が深い。

 昨日、ちょこっとだけ「タモリのジャポニカロゴス」を見まして、初めて「黄昏」の由来を知りました。街灯なんてない時代、薄暗くなってくるとすれ違う人の顔すら判別しません。1人で歩くのが心細くなるような時間帯なんですね。そんなとき、すれ違う人に対して、

「誰そ、彼?」

 と問うたことに由来して、薄暗くなった時間帯のことを「たそがれ」と言う、と。「黄昏」は当て字なのね。

 そこでミステリーファンなら思い当たることがありますね? そう。法月綸太郎の『誰彼(たそがれ)』です。これまで、単に読み通り「たそがれ」というタイトルである*1、という認識しかありませんでしたが、一変しました。あまり深くは書きません(書けません)が、察してください(笑)。

 やー。ホント、奥が深い。

 「タモリのジャポニカロゴス」はレギュラー化されるそうです。確か、夜の12時ごろだったと思うのですが、見ようっと。

 それにしても。みのもんたに負けないくらいレギュラー多いよね、タモリって。

*1:なんなら「黄昏」だと思ってましたし。