「すっくと狐」

 漫画ですけど(^^;)。結局、ソノラマコミック文庫で全7巻そろえてしまいました。もう2回通り読みましたかね(笑)。あいかわらず(というか、変わるわけがないんだけどさ)良いお話です。

 妖怪(あやかし)は、人間の“思う気持ち”がないと存在できない。

 それに尽きるのかなあ。言いきっちゃうと、間違ってたときに恥ずかしいけど(笑)。人間がいないと、妖怪(あやかし)が存在する意味がない。というか、そもそも存在できない。ということを、お狐さまたちはよくご存知でいらっしゃる。だから、異世界との門番がつとまるのですね。人間を排除しようとする妖怪(あやかし)たちと、妖怪(あやかし)を排除しようとする人間の戦い、のようなストーリーになってますが、でも、根底に流れているのは“共存”かと。そこに、唱と実花の在り方の意味がある。妖怪(あやかし)として素直に生きる唱と、人間として素直に生きる実花が、お互いを認め合いながら一緒に生きていく。そう。ここに結実するわけです。

http://sukkuto.chu.jp/」で面白いイベントをやってらっしゃいますので、「すっくと狐」に興味のある方はぜひに。期間限定の企画モノで、今月しかやってませんので、お早めに。