9月23日〜26日分

↑通勤のお供(読了)。
 最後には、コナン・ドイルの作品を読んでいるような錯覚さえ憶えました(が、ホンモノではない、ということはいつも頭のどこかでちゃんと認識されてましたね(笑))。本家のように印象に残る作品はあまりないのですが、どれもそこそこいい作品ではあると思うのです。正典と比べる方が間違っているのでしょうが、でも、どうしても比べちゃいますよねえ。

↑ベッドのお供(読了)。
 歌野さんのデビュー作。島田荘司の解説が、この作品をより一層深いものにしてくれます。しかし、歌野さんってば、最初っからこういったトリックというか、仕掛けが好きだったんですね。トリックは早い段階で分かってしまったのですが、それだけで終わらせないのが歌野さんのすごいところ。そっちかよ!とツッコミながら読み終えました(笑)。

↑新通勤のお供。
 読んでます。bk1に書影がないのが残念ですが、講談社文庫の表紙は「パタリロ」の魔夜峰央がイラストを描いてます。各章の扉にも内容にあった笑えるイラストが添えられていて、面白い。中身もなかなか笑えるのですが、イラストがよりいっそう笑いを誘います。舞台は、中世ヨーロッパ。これは立派な歴史物です。教科書でおなじみの音楽家たちが、“俗”な生活を送っていて面白い(笑)。そろそろ終盤ですが、あともうひとひねりありそうな予感(^-^)。