9月2日〜8日分

オンライン書店ビーケーワン:新耳袋 第二夜新耳袋 第二夜木原浩勝・中山市朗(角川文庫)
↑通勤のお供(読了)。
 もうちょっとで読み終わるから、と、真夜中、ちょうど丑三つ時に読んでいたりすると、ちょっとした怪異現象に出会ったりして乙です(何)。読み終わってしまうと怖くもなんともないんですけどね(なんて書くと、読んでいる間は怖かったのかとか思われるのが、ちょっとしゃくだったり(笑))。

オンライン書店ビーケーワン:黒焦げ美人黒焦げ美人岩井志麻子(文春文庫)
↑通勤のお供(読了)。
 もうちょっと怖くても、おどろおどろしくてもよかったかも。さすがに淫靡な感じは出てるんですが、ホラーとちょっと違うというところがなんとも。ミステリーってわけでもないし、なんだか読んでても居心地悪く感じてしまうのは、やっぱり時代のせい? 明治でなく大正という時代に違和感を感じるのかも。。。

オンライン書店ビーケーワン:情熱の甘い棘情熱の甘い棘』和泉桂(クリスタル文庫)
↑ベッドのお供(読了)。
 初・和泉桂。思ったほどハードではなく、かといって薄くも甘くもないんですけど。なんとなく、タイトルと中身が合ってない気がする。もったいない。この作品は、いつもの和泉さんらしくない、ということなので、別の作品も読んでみよーっと。

オンライン書店ビーケーワン:妖怪文芸 巻之1妖怪文藝〈巻之壱〉モノノケ大合戦東雅夫編(小学館文庫)
↑ベッドのお供(読了)。
 なんだか昔話を読んでいるような感じでした。モノノケですからね。いろんな妖怪が出てきていろんなことをしてました(笑)。巻頭には東さんと京極の対談があり、これは面白かった。そして最後には、京極の「豆腐小僧」の狂言台本の第1稿(確か)が掲載されていて、これまたたまらなく面白かったですねえ。「豆腐小僧」に関しては『京極噺』に2つも掲載されているのですが、それともまたちょっと違うということなので、それこそお得というものです。でも、それだけ(笑)。実はちょっと物足りなかったので、次を買うかどうしようか迷っていたのですが、次は鬼だということなので、やっぱり買ってしまいそうな予感。

オンライン書店ビーケーワン:ifの迷宮ifの迷宮柄刀一光文社文庫
↑新通勤のお供。
 読んでます。柄刀さんにしてはちょっと毛色の違う作品。遺伝子検査によって、胎児の段階で子供の遺伝子異常が分かってしまうという近未来の世界。そこで、早々に殺人事件が起きてます。さらに、2年前の奇妙な事件とも関係があるような雰囲気。今はまだその世界感を掴むのに精いっぱいで(笑)、まだまだ柄刀さんらしさを味わえてませんが。厚いんですけど、楽しみにしてます。