8月30日分

オンライン書店ビーケーワン:刺繍する少女刺繍する少女小川洋子(角川文庫)
↑通勤のお供(読了)。
 どれも、独特の“あやしい”雰囲気漂う作品ではありましたが、それほど残酷さは感じませんでした。それは私がもう鈍感になっているからなのかもしれませんね(^^;)。普段、刺激の強いものばかり読んでるから(笑)。それにしても、小川洋子の作品は、フランスなどで翻訳され、とても人気を集めているのだそうです。彼女自身はずっと岡山に住んでいるんだそうですね。岡山というだけで親近感がわいてきます(^-^)。岡山というところは、なんて個性豊かな作家さんを排出するところなのでしょうね。岡山ときいて思い浮かべるのが、岩井志麻子ですよ。小川洋子とはまったく違う、ほぼ180度違う方向へ向かって走っている2人ですが、でも結局土台は同じ。どこかに、あい通じるものを感じるのは、私だけ?

オンライン書店ビーケーワン:新耳袋 第一夜新耳袋 第一夜木原浩勝・中山市朗(角川文庫)
↑新通勤のお供。
 読み始めました。さくさく読めるのがいいですね。しかも、どれも解決されないのがいい。言いっぱなし。だから、無理矢理なこじつけもなく、教訓めいたこともなく、そこが私がこのシリーズを好きな理由なのです。今回改めて第一夜から読んでいるわけですが、やっぱり最後まで読むと何かあるのかな(笑)。いや、心の中では全然思ってないんですけど。