3月22日分
- 「有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー (角川文庫)」有栖川有栖編(角川文庫)←通勤のお供(読了)。
堪能しました。アリスってば、いいところを選ぶんだから(笑)。つのだじろうの漫画が入っているあたりが、とても素敵。北村薫編もあるようですね。そっちも興味津々。
- 「有栖川有栖の鉄道ミステリ・ライブラリー (角川文庫)」有栖川有栖編(角川文庫)←通勤のお供(読了)。
アリスってば鉄道ファンだったのね(笑)。その割にはアリバイものって少ない気がする…。鉄道ものは、シリーズ以外にいくつか読んだだけのような気もするし…。ま、それはおいといて。先の作品が“本格”ならば、こちらは“広義のミステリー”ということで、ホラーや怪談、幻想小説のようなものまで入ってます。でも、それはそれで面白いから不思議。中でも一番のお気に入りは、ウィリアム・アイリッシュの「高架殺人」。主人公のキャラクターがよろしい(^-^)。アイリッシュの作品って読んだことがないのだけれども、こういう感じなら、読みたいと思いました。こちらも漫画あり、シナリオありといろんな手で楽しませていただきました。
- 「眼球綺譚 (集英社文庫)」綾辻行人(集英社文庫)←ベッドのお供(読了)。
「読んでください。夜中に、一人で。」その誘い文句の通り読ませていただきました(笑)。怖くも気持ち悪くもないけれど、さすがにあれ(カレーに入ったアレですよ、アレ)だけは、勘弁してほしかった(^^;)。ホラーというよりは、幻想的なものもあって、いろいろな解決が付けられるんだろうな、と想像しながら楽しみました。いろんな“由伊”もいい感じに怖くて良い。お気に入りを挙げるなら、「再生」「眼球綺譚」、最初と最後ですかね。
- 「幻惑密室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)」西澤保彦(講談社文庫)←新通勤のお供。
読み始めました。連作短編かと思ったら長編でしたか。〈チョーモンイン〉シリーズ第1作。