1月29日・30日分
- 「古書店アゼリアの死体 (光文社文庫)」若竹七海(光文社文庫)←通勤のお供(読了)。
“まさか”“まさか”の連続。あんなに展開が早いのに、読み終わってもそれほど疲労感を感じさせないところがやっぱりコージー・ミステリーなんでしょうかね(何)。めでたしめでたし、ちょんちょん。というわけではないと思うですけどね。それとも、私の解釈が間違っているのか(そっちの可能性が大)。ロマンス好きには面白さ倍増。扱っているのがミステリーだったら、と思うとバチが当たりますか。
- 「殺意は砂糖の右側に―痛快本格推理 祥伝社文庫―天才・龍之介がゆく!」柄刀一(祥伝社文庫)←ベッドのお供(読了)。
龍之介シリーズ第1弾。長編だと思っていたら、連作短編。柄刀さんは、どっちも上手いです。このシリーズはとても軽めで読みやすい。でも、まだ才能を発揮しきっていないと思うんですよね、龍之介くん。光章の恋愛とかはどうでもいいので(笑)、もっと龍之介くんの私生活を知りたいなあ(ミステリーの読み方間違ってるさ(笑))。
- 「冬のスフィンクス (光文社文庫)」飛鳥部勝則(光文社文庫)←新通勤のお供。
読み始めました。でも、なんかイヤな予感(笑)。最初の部分(序章)の心象風景というか独白というか、独り言というか、なんせアレ。本編に入ってもあんな感じが続いているのがイヤ(笑)。最後までこのままだったらどうしようかと思うくらい。第1章に入っていて、もうストーリーは始まってるはずなんだけど、まだ始まってない気もする。そんな感じがイヤなのです(笑)。たぶん、今だけなんだと思うのですが、なんせ初めて読む人なので、ちょっと不安が。