Reading Baton

 Musical Batonを回したtontonさんから、今度は「Reading Baton」が回ってきました。これなら大歓迎です(笑)。一応ほら、読書系サイトだから(そんな系統があるのか)。

 「Readingu Baton」はどうやら2種類あるようですが、私もR225さん版で。

  • 今部屋の棚に並んでいる蔵書の冊数。

 えーとぉ。積ん読も含めて700冊くらいですかね。あ。本棚には入れてないけど(というか、入らない(笑))BL系の漫画が100冊くらいあるので、ぜーんぶ合わせると800冊くらいでしょうか。

  • 最後に買った本(マンガ)。

 や。昨日、大量に届いたのですが(^^;)。えー。24冊…。タイトルだけ挙げておきます。

プルートゥ』(漫画)『誓いは小さく囁く耀に』『エラリー・クイーンPerfect Giode』『迷宮百年の睡魔』『迷宮百年の睡魔』(漫画)『小説を書きたい人の本』『ラストホープ』『無明の闇 鬼籍通覧2』『短篇ベストコレクション 現代の小説2005』『君の夢 僕の思考』『赤の神紋 第11章』『明治探偵冒険小説集1 黒岩涙香集』『明治探偵冒険小説集2 快楽亭ブラック集』『明治探偵冒険小説集3 押川春浪集』『鏡の中は日曜日』『真相 “切り裂きジャック”は誰なのか?(上下)』『御書物同心日記 虫姫』『法月綸太郎の功績』『マスグレイヴ館の島』『ゲームの名は誘拐』『トーマの心臓』(漫画)『GOTH[ゴス] 夜の章/僕の章』

  • 今読んでいる本(マンガ)。

恐怖の化粧箱 女性ミステリー作家傑作選2山前譲編(光文社文庫

  • よく読み返す本、または自分にとって特に思い入れのある5冊。

 え。5冊も挙げるんですか(^^;)。や、5冊しか挙げられないのですか(笑)。1冊だけなら、心に決めたものがあるんですけどねえ。5冊か、5冊ねえ、うーん。

オンライン書店ビーケーワン:奇巌城 オンライン書店ビーケーワン:奇巌城 オンライン書店ビーケーワン:奇巌城 オンライン書店ビーケーワン:怪盗ルパン 4
『奇巌城』モーリス・ルブラン原作

 書影のあるものは全部挙げてみました。もちろん、全部読んでます(笑)。もともとは、ポプラ社の以前の全集(全30巻、現在は全20巻)が始まりで、大人になってから、“あの感動を!”といろいろな訳者のものを読みあさったのでした。でもやっぱり、当時の感動は得られず、先日発売になったポプラ社の全集文庫版全20巻を手にして、やっと人心地ついたのでした(笑)。書影のないもので、あと、岩波のも持っていると思う(多分、実家に)。とても印象に残っているのは、堀口大学訳のもの(まだ言うのか^^;)。ルパンが自分のことを「わし」と言うのに少なからずショックを受けました(笑)。

マリオネットの罠赤川次郎(文春文庫)

 手持ちの赤川作品は、だいたい2回以上は読み返してるんですが、これだけは特別。もう4回以上読み返してます。初期の赤川作品の中でも、これは秀逸。本格の作品で挙げるなら『三毛猫ホームズの推理』に間違いはないですが、今読んでも時代を感じさせないし、何度でも“衝撃”を味わえるんですよね。あー、また読みたくなったなあ。今は実家に置いてあるので、また手元に取り寄せよう。

オンライン書店ビーケーワン:姑獲鳥(うぶめ)の夏
姑獲鳥の夏京極夏彦講談社ノベルス

 書影は文庫版ですが、最近再読したからOKということで。これを読んだときの衝撃といったら、ぱっと目の前に新しい世界が開けたような感じでしょうか。当時はまだミステリー的発展途上状態で(笑)、新本格を読む前にこっちに触れてしまったので、反動が大きかったですね。続けて京極堂シリーズを読みふけり、何度か徹夜もしそうになりました。もともと、そんなに厚い本にも抵抗はなかったのですが、これで価値観が変わったのも事実デス。ちなみに、森博嗣も好きですが、京極にはかなわなかったり(笑)。

オンライン書店ビーケーワン:ななつのこ オンライン書店ビーケーワン:魔法飛行
ななつのこ』『魔法飛行加納朋子創元推理文庫

 『魔法飛行』を語る上で、『ななつのこ』は外せないので、シリーズものということもあって、2冊同列で並べます。加納朋子以前から、北村薫で“日常の謎”作品には触れてはいたのですが、これほど男性作家と女性作家の違いをまざまざと見せつけられた(というか、感じた)ことはなかったですねえ。まだ『ななつのこ』までは冷静だったんですけど、『魔法飛行』で完璧にヤられてしまいまして。何よりも、有栖川有栖の解説が素晴らしい。あれが作品の魅力にさらに磨きをかけている、といっても過言ではないのです。そして、この辺りから私の読書生活に少し変化が起こるのですね(笑)。まあ、そんな大袈裟なものではなく、「読まず嫌い」をなくし、「もったいない」と言って読まない作品をなくし、なにはなくともとりあえず読め、というような読書生活。ええ。節操がなくなったんです(くすくす)。

十角館の殺人綾辻行人講談社文庫)

 なぜ、もっと早くに出会わなかったんだろう、という自戒の念も込めて。昨年になって、初めて読んだのですよ、館シリーズ。同じ新本格でも、有栖川有栖だけは読んでいたのですが、それでもキャラ萌えなので(笑)、それほど新本格の魅力を分かっていたかどうか(現在に至っても理解しているかどうか)不安なのですが。ただ、この作品を読んだときの衝撃は忘れられない。だから、なんでもっと早くに出会っていなかったんだろうと、とても悔しいのですよ。なので、「なにはなくとも、とりあえず読め!」と言って人にもすすめますね(笑)。

 (↑)上から時系列で並んでます(笑)。これを見れば、私の読書遍歴が分かろうというもの。そのターニングポイントになったであろう作品を5つ選んでみました。この後には、北森鴻とか柄刀一とか、若竹七海近藤史恵などなど、最近のお気に入りの作家さんたちが並びます。

  • バトンをタッチ。

 「Musical Baton」を回したtontonさんから回ってきたので、私もお返しに(笑)お初さんへ回したいと思います(^-^)。…これなら困らないでしょう。よろしくお願いしますねー。