選ぶのは、受け手です。

 昨日、Blogについてのニュースを見た。一応春先に解決をみた、livedoor*1とフジテレビに関する話題の延長で、結局「ジャーナリズム論」については何も決着がついていない、というような内容。そこに出てきたのが、Blogというわけです。

 思うのですが、Blogってそんなにスゴイものなの? 世の中を動かしたり、変えてしまったりするもんなんでしょうかね。自分が使っているだけに、余計そんな風に思ってしまうのです。

 いや、確かにそういう(世の中を変えてしまうような)Blogだってありますよ。でも、個人でのほほんと楽しんでやっている分には、そんな“大義名分”はいりません。

 で。先ほどのニュースでどういうことをいっていたかとういと、まず、Blogはインターネットの特性を生かして新しい形の情報発信ができる、というようなこと。テレビでも新聞でもないメディアですから、そりゃそうでしょうとも。ただ、問題なのが、どうやって発信するかということ。閲覧者が見たいものを見せるのか、発信者が発信したいものを見せるのか。閲覧者が見たいものを見せるというのは“迎合型”、発信者が発信したいものを見せるのは“提案型”、という風に言ってましたね。

 でも、どっちにしたところで、結局選ぶのは閲覧者なんだから。提案されても、見たくなければ見ないし。そして、欲しい情報は自分で探します。まあ、インターネットは情報を発信するだけではないので、それだけを論じてもあまり意味はないのかなとも思いますし。

 とかいいながら、そんな論点で話していたのかどうかはよく分からないのですが(笑)。なんせ、本を読みながら聞いていただけなので(こらこら^^;)。ただ、ちょっと気になったんだよね。結局、情報を見て動くのは少数だし。まあ、その少数を動かすことが大切なんだろうけれども。なんというか、情報の発信方法が変わったところで、世の中が大きく変わるとはあまり思わないのですけどね。もちろん、方法は変わるんだろうけど、でもやっぱり、やってることは変わらない気がする…。

 まあ、そんな難しいことはどうでもいいや(笑)。…こんな人間がいるから、困るのですね(^^;)。

*1:初めてlivedoorのトップページを見たけど、yahooと同じじゃないか(笑)。…何かを狙っているのだろうか。。。