心が痛みます。

 昨日、兵庫県尼崎市でJR福知山線脱線事故が起こりました。

 昼ごろまで事故のことはまったく知りませんでした。午前中、銀行に行っていた人が、「大画面で見た! すごかった!」と興奮気味に帰ってきたことが始まり(笑)。建物の中に電車が突っ込んでいて…という言葉に、映像が浮かばなかったのが正直なところ。慌ててサイトで確認すると、ものすごいことになってました。

 場所がまた、尼崎というじゃないですか。事故に遭った方は誰もが、その衝撃の凄さを阪神大震災のときの揺れと比べて表現します。そして、誰もが口を揃えて「何が起こったか分からない…」ともおっしゃいます。

 私なぞは単なる傍観者でしかないわけですが、それにしたって心が痛みます。今回の事故に遭った方で、震災の被害に遭った方もいるでしょうし、これが引き金になってまたトラウマとならないことを祈るばかり。

 辛いなら、見なきゃいいんですけどね(^^;)。でも、事故の原因は知りたいし、それに対してJRなどはどういう対応を取るのかも、やっぱり知りたいものです。だってほら、JALの例だってあるわけだし(笑)。

 JR西日本社長の第1回目の記者会見、詳しい情報が手元にないからなのでしょうが、「確認できていません」の一点張り。まあ、曖昧な情報や、正式な筋から入ってこない情報を元にしゃべるわけにはいかないでしょうが、それにしたって、言い方はあるでしょうよ。また、運転士はスピードを超過していたそうですが、そもそも運転士のミスとはいえ、「1分でも遅れようものなら、ものすごい剣幕で文句を言うのはお前らやんけ」みたいなことを言いたそうな顔をしていたなあ(笑)、と思ったりもしたわけです。なんせ、関西人はせっかちですから。

 そういうときの乗客って、安全なのは当たり前だと思ってるんですね。まさか自分の乗っている電車が事故に遭うなんて思ってもみない。その上で、遅れないことまで要求するわけです。日本の鉄道ダイヤというのは、世界に誇れるほど緻密で正確なのだそうですね。だから、1つ電車が遅れると、あまり関係のなさそうな路線の電車まで遅れてしまったりするんでしょう。まあ、それはしょうがないやね。でも、もう何年か東京で電車通勤してますが、やっと悟りましたよ。電車ってそれほど安全ではないよ? だって、よく「信号機の故障があった影響で遅れています」とか「車両整備のため」とかアナウンスされてて、事故よりも故障が原因の遅れの方が多いんじゃないかと思うもの。かといって、自分だけ故障していなくて、事故を起こさない電車に乗りたい、と思ってもそれは無理な話だし。せいぜい、先頭車両には乗らないようにするだけです。

 とにかく、今はとくに事故には遭いたくないねえ。だって、私を探しに来てくれる人がいないんだもん(笑)。身内はみんな遠くにいるので、確認のしようがないもんねえ。自分で気を付けててもどうしようもないかもしれないけれど、とりあえず気を付けて、それから身内と蜜に連絡を取ろうと思いました(笑)。