男をライバル視する女(私だよ、私^^;)。

 私の仕事(作品)を見た第三者が、私の性格をぴたりと当てたそうな。確かに、私はまだ若造で(年齢ではなく(笑))、自分では大きな視野を持っていろんなことを考えているつもりでも、経験豊富な彼らから見ると、まだまだひよっこ、というところか。ま、それは事実だから仕方ないけど。

 だからといて、私を責めているわけではない、とおっしゃる。が、その仕事、半分外されそうだよ。もう1回くらいチャンスくれたっていいじゃんか。…どうせ外されたところで最終チェックは私がやるんだけどさ(笑)。

 までも、仕方ない。仕事だし、甘んじて受け入れよう。ただ、気になったのは、私の仕事(作品)を見て、私は男性を極端にライバル視する性格、なんだそうです。自分では逆だと思ってたんだけどな。これまでは、同性が敵でした(きゃー、過激〜(笑))。男と比べられたところで、どうしようもないことってのがあまりにも多すぎるんだよね。根本的なモノの考え方とか、体力とか、客(相手)の受けとか。相手の役職が上がれば上がるほど、男性は女性を軽視します。男性の営業と一緒に打ち合わせに行っても、制作するのは私だと分かっていても、相手は必ず男性の営業の方を向いて話します。私が発言して初めて顔がこちらに向くのだけれど、その答えは男性の営業の向かって発せられる。こういうこと、しょっちゅうあるんだよ、ホントに。今では、随分変わってきましたけどね。まあ、それだけ自分も年齢と経験を重ね、昔よりは多少信頼してもらえるような風貌になった、ということでしょう。

 でも、女性と比べられるとするなら、根本的には同じ(同性)なので、こちらの努力しだいでなんとでもなる。というような確信めいたものがあって、だからエライ敵視してたと思うのね。基本的に、私の中には勝つか負けるかどっちかしかないのよ(笑)。人生、これすべて勝負、みたいな(^^;)。もちろん、若い時分には勝ち続けたいと思っているわけで、本意でないことをしないといけなくなると、それはすなわち“負け”である、と。そういう風に生きていて、今はもう結構いい年齢なので少しは丸くなってるとは思うけどね。でもやっぱり、基本的には好戦的なんだろうな(笑)。だから、相手が男性の場合は諦めてたんだけど、でも、それが逆にプライドを傷付けて、男性を敵視するようになったのかなあ。

 しかし、その第三者というのは男性ですから、もし、同じような立場の女性がいるとまた違ったことを言ったかもしれない。そうだよ。会社に女性の上司がいないってことも、結構関係してるんじゃないかな。部署は違ってもいいけど、私よりも役職が上の女性がほしいよね。

 ていうかさ。なんで仕事(作品)のことで、性格まで云々されなきゃいけないんだ。なんか違わない?